前回の記事では、「まず自分を癒やすこと」について書きました。今回はSTEP2の「ネガティブ思考から抜け出す」です。
STEP1の「自分を癒やすこと」が十分に行われていないと、STEP2は難しく感じるかもしれません。十分に自分を癒せていないと、夫に対する怒りや恨みの気持ちが邪魔をしてしまうからです。
完璧にとまではいかないまでも、ある程度自分の気持が落ち着くまでは「自分の心を癒やす」ことに注力してみてください。
さて、となる今回の記事では、「ネガティブ思考から抜け出す」をテーマにして進めていきたいと思います。
STEP2、ネガティブ思考から抜け出す
頭の中で何か考えている時、あなたはどんな言葉を口癖にしているでしょうか?
どうせ自分には復縁なんてできない。頑張っても無駄だ。夫に浮気されたのは自分のせいだ、、etc
なお、夫に対してへの批判であっても、脳は一人称を理解しないという性質を持つ為、自分自身に投げかけていると思ってしまうのでよくありません。(しかし、夫に対してまだ怒りの気持ちがあるのであれば自分の癒やしが足りていないということなので、その場合はある程度吐き出すことも大事です)
脳内で無意識に自分や夫を責めるような発言をしていないでしょうか?毎日何万回も、ネガティブな事を言われ続けたら誰だって、いい気分はしませんよね。
マザーテレサの有名な名言にも、思考の大事さについて触れられています。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザーテレサ
無意識にでも考えてしまったことが、最終的には性格になり、運命になってしまう。これは決して言い過ぎというわけではありません。それほどに思考は大事なものなのです。
でも、そんなこと言われたって、今まで無意識にやっていたことだし、どうやったら辞めることができるの?と思われる方も多いでしょう。
簡単な方法があります。とある言葉を付け足すだけでいいんです。
逆転言葉を使う
マイナスな言葉が出てしまったと気づいた時、言葉を足してしまうとあら不思議、雰囲気がガラッと変わって、なんだか勇気が湧いてきて、少し面白くすらなってきます。
そんな「逆転言葉」を伝授します。
5分だけ!
例)離婚してやる!5分だけ!
自分なんてもうダメだ。5分だけ!
いい意味で
例)別居してやる!いい意味で。
あなたなんていらない!いい意味で。
だとしたら、できることは?
例)調停を申し立てられた。だとしたら、できることは?
夫からはたまにしか連絡が取れない。だとしたらできることは?
困難な状況に陥った時 → ははーん、そうきましたか。
例)夫の浮気が発覚。ははーん、そうきましたか。
浮気相手と同棲している。ははーん、そうきましたか。
なにかに失敗した時 → 挑戦した
例)夫のスマホを見たのがバレた → 自分が後悔しないよう挑戦した!
上記の言葉は、「逆転本」という本から抜粋しています。
5年ほど前にもらった本なのですが、限定品だったみたいで現在は売られていないみたいです。家のどこかにあるはずなんですが、見つけられなかったので記憶を頼りに書いています。それでも、初めて読んだ時かなり衝撃を受けたのはよく覚えています。
※他にも素敵な言葉があったと思うのでもし本を見つけたらもう少し詳しく書きたいと思います!
個人的に好きな言葉は「だとしたら、できることは?」です。疑問型にすることで、脳は一気にその答えを探そうとしてくれるんです。無意識であっても、です。
辛い時は、「問題」=辛いことばかりに焦点を当ててしまうので、余計にネガティブな状態から抜け出せなくなってしまします。疑問形で投げかけることで、「解決法」に目がいくようになるので、自然とネガティブな状態から抜け出しやすくなります。
まとめ
勘違いしてほしくないのですが、私はネガティブ思考をするなという事が言いたいのではありません。
むしろマイナスなことは思ってもいいんです。その事自体は我慢しなくていいんです。だって、しょうがない事ですから。それだけの傷を私達は受けているのです。辛い時、ネガティブになることなんて普通のことです。
だからこそ、ネガティブな気持ちになった時にどう切り替えるかということが大切です。今回の逆転言葉は、その抜け出し方のひとつのきっかけになるはずです。
気に入った言葉を、あなたの思考の口癖にしていただければ嬉しいです。
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