ケンカは最初の3分が肝心。炎上させないケンカスキル
最初の数分でケンカの良し悪しは決まる
最初の数分間がケンカの方向性を決定してしまうという研究結果があります。
ケンカの内容や原因は関係ありません。お互いを傷つけあうケンカになるのか、より絆を深めるケンカになるかは最初の数分間の態度が重要なのです。
最初から暴言を吐くなどしてお互いを攻撃するような夫婦は、売り言葉に買い言葉になり大きな喧嘩になる傾向にあります。離婚率も高いと言われています。
一方、感情のコントロールができて衝突の原因について注意深く取り組む夫婦は、ケンカをすることでむしろ絆を強める事ができます。ケンカが大炎上することもありません。
つまり、最初の3分間の態度を意識して変えるだけで、夫婦ケンカを炎上させることなく、2人の絆を強めるイベントに変えることが可能になります。
大抵のケンカは女性からはじめる
ケンカの80%は女性からはじめると言われています。
基本的に、男性はストレスに弱いためケンカを避けたがる傾向があるからです。無視したり黙り込んだりするのも、このためです。男性からケンカを仕掛けてくることは少ないのです。
今この記事を読んでいるあなたが意識することが、ケンカ改革の第一歩になるのです。
子供のような態度で怒る
ケンカをどういった態度でのぞめばよいのか?について、新・良妻賢母という本に載っていた「子供のような方法で怒ること」という方法を紹介します。
小さな子どものように、ふくれっ面を作り、地団駄を踏み、もおバカバカ!なんでこんなことするのよ!と子供のような態度で怒ってみましょう。
子供のようにという表現がピンとこなければ、「ぶりっこ」をイメージしてもらえるといいです。
ヒステリックに怒鳴りつけては絶対にダメです。
どんなケンカも、子供のような態度で怒ると、不思議なことに深刻にならずに済むケースが多いです。子供のように怒ることで、相手の怒りが大きくなることを防ぐことができます。
女優になった気持ちで、あなたなりの「少女の怒り方」を演じきってください。周りに小さい子がいるなら観察してみるのもよいでしょう。
馬鹿らしい方法だと思われるかもしれませんが、驚くなかれ、ネットで調べてみると実際にこの方法を取り入れた方々がうまくいったという事例が沢山でてきます。
かくいう私も実体験済みで、想像以上に効果があります。騙されたと思ってぜひ一度実践してみてください。
最初の3分(難しければ1分)実践するだけでも、ケンカの雰囲気がみるみる変わってきます。ただ乱発すると効果が薄れますしただの面倒臭い人になってしまうので、たまにやるのかポイントです。
ただし、この方法はある程度感情に余裕がないとできないので、自分の怒りがマックスな時は無理して実践しなくてOKです。中くらいの怒りの時に使うのがコツです。
自分の怒りがマックスの時は、一旦その場から離れましょう。その時は友達に話を聞いてもらったり、運動をしたり、別のことをやりながら自分の気持ちが落ち着くのを待ってください。
慣れてきて自分の感情がコントロールできるようになると、「子供のように怒る」ことができるようになります。
子供のように怒る 具体例
- ぷんぷん!と効果音をつけてみる
- ドアの陰に隠れて半分だけ顔を出す
- ほっぺたを膨らます
- ポカポカと軽くパンチする
- 「なんでそんなに怒るの?怖いよー」と大げさに言う。
- 「次やったら罰ゲームだからね」とおどける
ちなみに、私が実際にやってみて効果的だったのは「ポカポカと軽くパンチをする」でした。
怒っていることを伝えることができるけど相手を嫌な気持ちにさせないので、結果的に「ごめんね」という言葉をあっさりと引き出すことができました。
いつもは大炎上するケンカも驚くほど早く終了し、本当に不思議な現象でした。
まとめ
ケンカをすること自体が悪いことなのではありません。
お互い感情的にならず、ケンカを炎上させない。それができるようになると、ケンカをしても大丈夫と思えるので精神的にかなり楽になります。
ぜひ、「子供のように怒る」を意識して使ってみてください。