今回も、お問い合わせフォームから頂いたお悩み相談です。

修復活動中、色々な本を読んだり自分を見つめるワークをこなしたりすると思います。
その時に、私がいつもどうしても感じてしまう悩みが
「一度頭で分かっても、本当の意味で出来る自分になかなかなれない」
ということです。
例えば、「自分を愛することの大切さ」を本などから学んだとします。
自分でも実践して上手くいく時もあるのですが、全然上手くいかない時もあって失敗の繰り返しです。
こんな時に「私は本当の意味で理解して身になるまでに、ものすごく時間がかかるタイプなのだろうか」と落ち込むのです。
みずほさんもそんな悩みはありましたでしょうか?ある程度は行ったり来たりな時期もありましたか?
これすごく分かります。
再構築中って本当にこれでいいのか?って常に不安になってしまいますよね。
本に書いてあることを実践してもなかなか上手くいかない事もたくさんありましたし、
もちろん何度もいったり来たりを繰り返しました。
今回は私の経験を踏まえて
「頭で分かっても本当の意味で出来る自分になかなかなれない」というお悩みについて、
知識を深める、3つの考え方についてまとめていきます。
「頭ではわかってるのにできない」再構築したいサレ妻さんへ知識を深める3ステップ
前提として知っておきたいこと「知識は道具」使いこなせるようになろう
カウンセラーのブログを読んだり心理学などを勉強しても
抽象的な表現が多かったりするので
それでも読んだ時には納得して
わかったような気持ちになるのですが、
後から、あれ?やっぱり分かってないかも?となる事は本当によくあります。
「相手を許すこと」とか「自分を愛すること」とか価値観として大事なのは分かるけど、
結局どういう意味!何すればいいの?って難しかったりしますもんね。
ご存知の通り、「知ること」と「分かること」「実践すること」には、かなりの隔たりがあります。
「分かる」レベルまで行くには、知識を自分で使える様になる必要があるんです。
まず、前提として知識はただの道具であることを理解することが大事です。
職人さんと素人では味・見た目など結果は全然変わってきますよね。 知識もそれと同じです。使い方と練習が必要です
それでは、知識を深める3ステップを見ていきましょう。
1、アウトプット前提のインプットをする
あなたは再構築・夫婦関係修復のために得た知識をどうしていますか?
とにかくインプットのみしているという人は、ぜひアウトプットを前提としたインプットに切り替えてください。
知識は、ノートにまとめたり、人に教えたりアウトプットすることでぐっと理解が深まります。
例えば、人に勉強を教えたりすると、「自分でもよく分かっていなかったな」という部分が分かったり、
仕事でも、この案件について意見をまとめておくようにとか上司に言われたら、
自分で勉強するよりはるかに頭に入ってきたりします。
なぜならインプットはただのインプットですが、
アウトプットは「アウトプット+インプット」だからです。
アウトプットを前提に知識を得ると、結果的にインプットも増えるので、自然と知識は定着しやすくなります。
具体的には、自分だけが見る日記に感想をまとめたりもいいですし、ネットブログを書いてもいいでしょう。
ブログならアメブロが簡単にはじめられるのでおすすめです。
個人的に一番おすすめなのは、ツイッターでつぶやくことです。
- 140字以内なのでブログで文章をするよりハードルが低いですし、
- 自分の得た知識が誰か他の人の為になります。
- さらには他の人からフィードバックしてもらえる可能性もあります。
2、とにかく行動に細かく落とし込む
アウトプット前提の知識をさらに活用できるようにするためには、
「とにかく行動に細かく落とし込む」ことが重要です。
例えば、Rさんの質問の中で出てきた「自分を愛するということの大事さ」で言うと
夫婦関係のために「自分を愛する事」が大事なのはよく分かってるけど、
結局どうすればいいの?となりモヤモヤしませんか。
たとえばこの様に行動に細かく落とし込むことで
- 「自分で自分を褒める」
- 「自分の好きなことをやる」
- 「ご自愛タイムを持つ」
と言われるとなんだかぐっと「自分を愛する」という事のイメージがしやすくなりませんか?
これが「とにかく行動に細かく落とし込む」と言うことのメリットです。
ここからさらにもっと細かく行動に落とし込んでみましょう。
- 「朝起きたら、まず起きれた事を褒める!」
- 「本を読むのが好きだから図書館に月1回は行く」
- 「来週の金曜日に、近くにできたマッサージサロンに行こう」
など、より具体的にできるとより良いですね!
3、知識と自分の体験を結びつけて精査する
- 1、アウトプット前提のインプットをする
- 2、とにかく行動に細かく落とし込む
ことができるようになったら、最後に知識と自分の体験を結びつけましょう。
とにかく細かく行動に落とし込んで実践することで、
うーんこのやり方は合ってないなとか、はたまたこのやり方は自分にめちゃくちゃ合っている!という事が色々出てきます。
ここでやり方を精査すること、これが「自分と体験を結びつける」という作業です。
このやり方めっちゃあっているな!と感じるならそのまま続けていけばいいし、
やり方が合ってないないなと感じるなら、どうすればできるようになるかな?と
自分なりに代替案を出してみましょう。
例えば「自分を愛することが大事」→「自分で自分を褒める」ところまで具体的に落とし込んだけども、
やっぱり自分で自分を褒めるなんて抵抗があって無理だ!と思えば、
じゃあ好きな芸能人に褒められるイメージにしてみようかなとかいう感じです。
このように地道にトライアンドエラーを繰り返すことが近道です。
何が良いかと言うと、この作業をすることで、自分だけのオリジナルの方法ができてくることです。
ここまでくると、上手く知識を使いこなせている状態です。
まとめ
- 「知識は道具」 使いこなせるようになろう
- 1、アウトプット前提のインプットをする
- 2、とにかく行動に細かく落とし込む
- 3、知識と自分の体験を結びて精査する
再構築においても実践と経験値はとっても重要です。
RPGと同じでモンスターを倒して経験値を積んでレベルあげするイメージに似ています。
トライアンドエラーを繰り返して、自分なりのオリジナルを構築してみてくださいね!
追伸)
早速アウトプットの練習といってはなんですが、今回の記事のご感想やご質問をいただけると大変嬉しいです!
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